カイロプラクティックの免許

日本にはカイロプラクティックを管轄する機関、そして法の整備もないので、ある意味名乗ったもの勝ちというようなところもあります。でももし海外のカイロプラクティックの基準にのっとって資格を取得しようとすると、WHOのガイドラインによれば、入学前基準が理系大学程度の基礎科学ほどの知識を身につけている必要があるといいます。ただし日本の国際基準では高卒程度の知識程度で入学が可能というところもあります。

あくまで日本での施術である以上、日本ではとくに厳しい規定がないので、その分、施術者のモラルと技術が大事になってきます。もちろん、日本では資格としての評価が本国や外国とは異なりますが、やはり海外で、学士や修士などの資格を取得し、カイロプラクティック施術をしている人はそれなりに知識も豊富で信用できるものです。

もちろん知識や技術は、日本の専門学校で学び、あとは実地で様々な経験を磨いていけば十分技術者としてやっていけますが、カイロプラクティックを極めたり、きちんと医学の知識を身につけてから施術者になるのでは、患者の信頼や技術、トラブルの際にまったく違った対処法ができるのはいうまでもないことです。質の良い治療をするために、施術者自身でつねに技術研鑽、そして勉強をすることが大事です。

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