もぐさって何?

お灸に使うもぐさって、何からできているか御存知でしょうか。その答えはよもぎです。日本では古くから民間療法として、また健康に良い食べ物として広く使われてきたよもぎですが、もぐさは、ヨモギの葉の裏にある繊毛を精製して作るものです。この繊毛には、お灸の有効成分である、ビタミン、タンパク質、脂肪、灰分、そして日本のハーブといわれる由縁となっている芳香成分テルペン、シネオール、ツヨン、コリン、アデニン、タールなどが含まれています。

最初慣れないうちは、もぐさが燃えるときに熱さを感じるときがありますが、だんだん慣れてきて、お灸を受けているときに心地よさを感じるようになります。また慣れていないうちは温度調節などをしてくれるので、そう恐れることはありません。高級品ほど、点火しやすく、適度な熱さを感じるといいます。精製には手間がかかるので、高級品はかなりの値段ですが、やはりいいものはほどよい香りがつづき、また火力がおだやかで体に馴染みやすいものです。

もぐさの精製の度合いによって、点灸用・灸頭鍼用、温灸用にわかれ、いまはもぐさ加工品で、より手軽で、自分でお灸ができるような商品も開発されています。温灸は、皮膚ともぐさとの間に、しょうが・にんにく・みそなどをおく方法で、精製度があまり高くなくても、安価でお灸が楽しめるものになっています。

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