薬と鍼灸、どちらが効くの?

鍼灸の治療法をみているとツボを細いハリで刺したり、「お灸を据える」という慣用句があるように、とても熱く、苦痛なものを想像しがちですが、その見た目に反してそう痛みも熱さも感じないものだといいます。そして西洋医学によって処方される薬は一見手軽で、症状の緩解、治療にとても有効ですが、知らないうちに中毒になっていたり、もしくは副作用があったりと効果がある分、望まぬ結果に悩まされたりもしてしまいます。

いまは西洋医学では完全な治療法がないものや、不治の病などで、最終的に漢方薬や鍼灸にその治療を見いだす人が増えていますし、なるべく薬を使わない方法でより健康になり、気になる症状を抑えたいと考える自然派志向の広がりもあって、日本だけではなく、アジア諸国、そして世界中に鍼灸の治療が広がっていっています。

鍼灸は繰り返し治療しても、体への負担や副作用が少なく、薬の飲み合わせや体力の衰えなど気にしなくても気軽に治療をうけられます。お年寄りでも大丈夫です。体にやさしく、薬の服用要らずでとても安全です。マッサージや指圧で効果が感じられないときは、もう一歩進んで鍼灸治療を受けるとずっと効き目を実感できるかもしれません。

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